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2013年3月24日日曜日

ハイパーファンクション LBXジ・エンペラー パチ組レビュー

約2年続いたバン君たちの冒険も終わり、平和が戻ってきましたね。そんななか、LBXを高精細なキットで再現したハイパーファンクションシリーズの第2弾「ジ・エンペラー」が発売になりました。ジ・エンペラーと言えばある意味最初のボスクラスLBXにして、ジン君のカスタムLBX。2年前にでたキットも当時としてはかなり完璧に近い出来で、LBXの人気を盤石にしたキットでしたね。そんなジ・エンペラーのHF版を確保してきたので、簡単ではありますがパチっと組んでみたのでゆる〜くレビューしてみたいと思います。 (「素」の状態を見ていただいて、加工する際の参考にして頂きたいので、基本的にシールを貼ったり塗装を全く行っていません。)

HFシリーズも3体目。とは言え初期ラインナップではあるので、アキレスやAX-00と大きく変わった印象はありません。

バックです。
今回もナイロン製のマントが付属します。この辺はアキレスと同様にプラパーツでナイロン製マントを挟み込むタイプです。
マントなし状態。
前の角の裏側にモールドが掘られていたり、細かなディテールがうれしいポイント。若干の肉抜き(?)があるもののデザインと思えば気にならないレベルです。左右の薄紫色の角はキレイに張り合わせて一体化しておきたい部分です。
正面アップ。
流石HF!全パーツ色分けで再現!細かいパーツが多いので、紛失にだけは注意です。胸の丸Mマークもパーツで再現ですよ。良い意味でバカですねぇ。
もっといい意味でバカなのがこの肩のトゲトゲ!
前のキットではよく分からない丸モールドだけがあった部分も見事にパーツ分けで再現。なんというか、もうちょっと手心を…。今までのLBXプラモに慣れてると若干心が砕けそうになる処理の多さですが、このパーツ分けはバンダイを褒めてあげましょう。
下半身アップ。
どうも印象の違いなのか、前後左右のヒラヒラが若干浮き気味に感じます。あと、小さい丸のパーツも奥まった感じ。色分けはもちろん完璧なのですが、効果が薄いです。
可動範囲はもちろん広めですが、アキレスのそれと比べると禍々しい鎧のせいもあってか、若干干渉してる部分が多めでしょうか。つま先も曲がるので、ポージングはしやすいのはそのままです。
ハンドパーツに待望の平手が!左手だけですけど嬉しいです。ジ・エンペラーのチャームポイントでもありますしね。手の甲の2つの突起はグレーのシールを貼って色分けをします。もっと言えば、指の関節などもグレーなのでちゃんとしたい場合は塗装必須ではありますが…。
武器はもちろんハンマー系武器のティターニア。パーツ分けもほぼ完璧!ただ、本体よりも抜き方の関係でタッチゲートの位置と太さでゲートが残りやすくなっていますので、キレイに処理しておきたいポイントです。中央部の半円部はシールで色再現するのですが、パーツの配置の関係上で仕方がなかったのかな…という感じです。
コアスケルトンはジ・エンペラーの関節色と同様にライトグレー。やっぱりABS & ポリキャップ構成。相変わらず完全再現には塗装が必須です。
個人的にちょっとがっかりなのはAX-00と同じデザインであったか…というポイント。まぁ、元設定からしてAX-00以外のコアスケルトンのデザインは曖昧ですから仕方がないですね。

一度アーマーをはずして再構成するとき、若干向きが分かり辛いので、バラすときはちゃんと組み上げる時の事を考えておくほうがいいと思います。

色分けパーツの完璧さはさすがの一言です。アキレスやAX-00と比べると若干細かく難易度も高くなっていると思いますが、組み上げた時の感動はアキレス以上だと思いますよ。(当社比)

てなわけで、次の神谷重工製LBXのHFも楽しみなわけであります。





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