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2013年1月28日月曜日

ハイパーファンクション LBXアキレス&AX-00《初回限定版》パチ組レビュー

ついに実際のLBXに近い構成で再現されたハイパーファンクションシリーズが始動しました。今回は初回限定版のアキレス&AX-00を確保してきましたので、簡単ではありますがパチっと組んでみたのでゆる〜くレビューしてみたいと思います。 (「素」の状態を見ていただいて、加工する際の参考にして頂きたいので、基本的にシールを貼ったり塗装を全く行っていません。)
なんといってもこのキットの目玉はコアスケルトンの再現でしょう。ゲームやアニメではわりと死に設定なんですがね…。
キットはコアスケルトン→アキレスorAX-00と組んでいきます。基本的にどちらかを組む形になり、両方に共通するパーツが1つしかないので注意しましょう。
LBXプラモではおなじみの部位パーツごとに切り離せるランナーを採用していますが、バラすとランナー探しが面倒くさくなるのもあるので、バラしポイントは説明書をよく見てやりましょう。
キットの規模的に今までの簡単なLBX3体分ぐらいでしょうか。パーツが多くなっても組みやすさが変わっていないのはさすがという感じです。

コアスケルトン
コアスケルトンの全身です。ABSのパーツとポリキャップで構成されています。かなり渋めになっていて簡単にヘタるような感じではありません。設定ではフレームは色分けされているのですが、ごらんのように黒一色です。ABSには塗装を推奨しないバンダイですし、2ランナー分あるのに色分け出来てないのが残念なポイント。この辺はコストの兼ねあいもあるのでしょうが、がんばっていただきたかった所ですね。

バックです。二の腕、太もも等パーツはめ込み用の穴がわりと多く開いているのが分かります。
頭への接続部、肩、股間、足首は今までのLBXのキットの球形ポリキャップと同サイズなので丸ごと置き換えることは可能です。
せっかくのコアスケルトン…活かしたまま入れ替えしたかったですね。

上半身のアップ。小さい頭部はそのままにフルフェイスのヘルメットを被せるようにしてアキレスやAX-00の頭部をハメこみます。
肩のジョイントは今までのLBXのジョイントの大きさよりも一回り大きく、一部のキットの肩パーツを除いては今までのキットをそのままハメたりは出来ないサイズになっています。

コアの部分は透明なパーツに細かくパーツがモールド去れています。しかしながら通常キットのようにホイルシールでの絵的なものがないので、ちょっと寂しいかも。見えない部分なので仕方がないかな…。
可動範囲はごらんのようにかなり広め。逆に曲げられないようになっていますが、ほんのちょっとの突起で制限されているので、広げたい方は削るなりして広げられると思います。
こんな無茶なポーズもバランスよく立たせる事が出来ます。後述しますが、この上にパーツを載せていっても大丈夫。
AX-00
カバーパッドを装着した状態。ゲームでもこのプラモデルでも便宜上この状態のことをAX-00と呼んでいますが、本当はコアスケルトンの名前です。
カバーパッドには左右がちゃんとあり、正しい側でないとハメこみが出来ませんので、無理矢理ハメようとしてピンなどを折らないように注意。
実にシンプルなラインです。腰アーマー部は前後と左右の2種類。
上半身アップ。完璧な色分け!若干胸の○に×の部分に隙間がある感じですが、許容範囲です。
武器の鋼鉄棍。市販のLBXプラモとしては初めての登場になりますね。(コロコロの企画でLBXプラモデル購入者向けのプレゼントとして玩具屋で配布はありましたが)
2色で単純な構成ですが武器を揃えたいという方には嬉しいポイントです。
可動範囲も広くこのようなポーズも!
AX-00とアキレス時には足先のパーツを変えて、つま先が曲がるものに差し替えます。保持力も高いので、このようにつま先立ちで全身を支える事ができます。
アキレス
アキレス状態の後ろ姿。まず布製のマントが嬉しい!4点で固定します。
マントを外した状態。
上半身のアップ。細かく色分けされており、シールもなにも貼らずにこの状態です。すばらしい!
トサカの合わせ目だけが気になるので、しっかり接着して処理したいですね。
ヒザの可動範囲。アキレスのパーツを付けてもこの可動範囲は素晴らしいの一言。二重関節様々です。
平手も両手分付いています!
ただ、開いた間に補強用の水かきっぽい部分が残っているので、処理する時は指を折らないように注意して処理しましょう。
アキレスランスを持たせる用の親指をぐっと押し込んだ様な手も付属しています。手首、握りの部分に角度があるので、突き出すような角度もOKです。
カスタムエフェクト「ライトニングランス」を使用してみました。
穂先パーツを取って、柄の部分をエフェクトパーツに埋め込むようにすれば迫力ある感じになります。
ハイパーファンクション版と通常版のアキレスランスの比較。やっぱりこのぐらい差があるんですねぇ…。槍といえば、やっぱりハイパーファンクションぐらいないとかっこよくありませんね。
あ、アキレスシールドも付属してますよ。上に写真ちょっとありますし、分かりますよね?こちらは特にいうことありません。

ハイパーファンクション第1弾でもあり、ある意味先行発売でもあるこのキット。完成度はかなりの水準で高いとは言え、まだまだ改善されるべきポイントもあるのは確かです。

個人的に気になったのは以下の通り

  • ABSのフレームへの塗装をしないと設定の色を再現できない
  • 手甲パーツがポロリしやすい
  • 手甲をはめない素の手の状態の分割の仕方にもう一工夫あると、分割が気にならなくなるのでは?

今後のキットで改善されるのであれば、この辺はどうにかなっていくのかな?と思います。

そして、やはり気になるのは他のキットのパーツを使って遊べるのか?というポイントです。前述の通り、腕全体などまるまる変える事はできますが、それではせっかくのコアスケルトンが台無しです。既存のキットの肩アーマーでそのまま使えるのは、私が試して見た所ジ・エンペラーとイフリートの2つのみ。この2つも保持力を高くするための小改造が必須ですが…。

サイズ的には同スケールであるので、そのまま持っていきたいところですが既存キットのパーツ内部のピンや板などを削除する工程は必要そうです。

今後も注目したいシリーズの1つですね。




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