てきとうな時期のランキング

2011年5月31日火曜日

HGUC 1/144 ドライセン(ユニコーンVer.)プチ改造 1回目

先日パチ組レビューをしたHGUC 1/144 ドライセン(ユニコーンVer.)ですが、ちょっとした改造を施してしあげてみましょうっていう連載です。
第1回目の今回は、肩の後はめ加工です。
ジオン系のMSは肩のアーマーはやっぱり面一になっていた方が見栄えがすると思うのです。
最近のHGUCシリーズは接着しても、後はめなどの特殊な加工の必要性がないぐらい凝った分割になっていたりしますが、ドライセンのこの肩の部分は接着してしまうと後はめ加工を施さないとダメな構造になっています。この辺はHGUCギラズールが良く出来ていたので参考にして見たいと思います。

1.肩アーマーの内側をカットする
肩アーマーと丸い肩パーツは組み立てて、肩アーマーを接着してしまうと取れなくなります。なので、あとから丸い肩をはめ込むには肩アーマーを加工して接着しても入る様にする必要があります。物理的に可能なのはボディ側の部分が比較的広く空いていて、肩アーマーの内側は組み立ててしまうと、見えない部分で多少雑な加工でも安心です。
ノギスで丸い肩パーツの幅を測って、肩アーマーにはめ込む幅を確保します。計測の結果、両側2.5mmほど広げてあげるとちょうどよい感じです。ノギスを2.5mm幅に固定して、ジョウの先で傷付けるようにうっすら線を付けます。あとでガイドテープなどを貼ってちゃんと線をいれます。赤いラインでカットすると入るようになります。ちょっと大きめにしています。

2.カット
おおまかにラインを入れたら、エッチングソーで切り込みを入れてからニッパーなどで要らない部分を切り取ったり、デザインナイフで少しずつ丁寧に削っていきます。一度にがっつり切るのではなく、少しずつ削り取るようにゆっくり刃を動かします。
両方の肩アーマーに同様の加工を施していくのですが肩アーマーにちゃんと丸い肩が入るか微調整しながら削ったりしていきましょう。
左が加工前、右が加工後の肩アーマーです。大胆に開いているのが分かると思いますが、組み立ててしまえば見えない所なので、多少不格好になっても気にしないでもいいですよ。






3.軸受けの後はめ口をあける
肩アーマーを開けただけでは丸い肩は入りません。軸受けの部分を一部あけてカチっとハメ込めるようにします。この肩アーマーの後はめはギラズールの肩アーマーが良く出来ているので、真似っ子します。ギラズールを持っている方は見てみてください。
この部分は狭すぎると入りませんし、逆に広く切り取りすぎるとユルユルになってしまう部分なので、ちょっとずつ切り取ってははまるかどうかを確認していきましょう。実際にはめる時のようにスライドさせて、カチっとはまるようにします。

4.むにゅっとさせて接着
肩アーマーがキレイに面一になるように流し込み接着剤で接着面を溶かしてから一気にむにゅっとさせます。「むにゅっ」とはわざと溶けたプラをはみ出させることです。十分に乾かしてから削り取ると、キレイに一体化しているはずです。
むにゅっとさせる時は、接続ピンを斜めにカットしておきましょう。そのままですと、硬くむにゅっとさせづらいので必ずやっておくことをお勧めします。
あまり多く付けすぎる必要はなく、少し隙間をあけてその隙間に接着剤を流し込んでいくイメージです。流し込んで30秒から1分程で流れた部分のプラが良い感じにとろとろになっているはずです。ぎゅ!っと押し込んで、むにゅっとさせましょう。

さて、今回はここまでです。接着剤は十分に乾かすことが重要ですよ!

HGUC 1/144 AMX-009 ドライセン (ユニコーンVer.) (機動戦士ガンダムUC)




タミヤセメント 流し込みタイプ
流し込み接着にはこの流し込みタイプで!毛細管現象で狭い所まで接着剤が流れ込みます!



MrセメントS
流し込み接着の超定番!速乾性でガッツリ固まる便利な接着剤です。



0 件のコメント:

コメントを投稿